珍しいボディカラーのオープンカーE85型Z4が入庫致しました。
ドイツ語で「未来」という言葉 ZUKUNFT(ツークンフト)の頭文字があしらわれたZ4は、ロングノーズ&ショートデッキという伝統的なロードスタースタイルに、鮫をイメージさせるフロントフェイスとフロントからリアへ続く流れるようなボディーラインが加わり先進的なエクステリアデザインに変貌しています。
ロードスターの着座位置は低く、包み込まれているような感覚のシートはとても安心感が持てます。
また、未来型のロードスターは先代のZ3よりもウエストラインが高く設定され、乗り降りのし易さという点においても向上されています。
ベージュと黒を基調としたインテリアデザインははスポーティーさを演出するアルミパネルで化粧され、シートヒーター付きのベージュ革シートがロードスターのスポーティーな内装に適度な高級感を与えてくれています。
E46型3シリーズのカブリオレをベースに開発されたZ4のソフトトップは、雨漏れや故障も少なく先代のZ3と比較して信頼性が格段に向上しています。電動化されたソフトトップは室内スイッチで簡単に開閉が出来るようになり、リアスクリーンには新たにガラス素材の採用と熱線を装備、傷がつきづらくなっているほか湿気によるくもり防止性能も改善され、E46型との共通部品も多くメンテナンス面においても安心して維持ができるオープンスポーツカーに仕上がっています。
オプションカラーの幌は人目を惹く高級感のある雰囲気です。
ルーフレスなオープンカーの弱点とも言われるボディ剛性の低さの対策として、エンジンルームやシャーシーに補強をいれ車全体の強度を高めボディのきしみ音も軽減されています。
2.5リッターの直列6気筒エンジンは街中から高速巡行まで幅広く対応してくれるオールラウンドプレーヤー的な位置付けで、どこまでもスムーズに吹け上がるエンジン性能、それに伴ったBMWらしさを感じる心地よいマフラーサウンドはなんとも言えない満足感を味わえます。
電動ソフトトップは10秒ほどで開閉でき、オープン走行時の風の巻き込みも少ないので気分爽快でオープン走行で「駆け抜ける歓び」を満喫できます。
クラシカルでシンプルなデザインだったZ3から一新、「スタイル」「走行性能」「快適性」「高級感」など格段に向上され、様々なシチュエーションに対応できるようになったZ4を是非1度ご自身の目でご覧ください。
オープンカーに乗ったことのある方は少ないと思います。
オープンカーで走ると、普段の「日常」の生活では意識しなかった世界を強く感じる事が出来ます。
冬の夜はキーンと張り詰めたような冷たい風を肌に感じ、見上げれば何も遮るものなく広がる星空。
走りすぎる昼間の雑踏からは、前からも後ろからも様々な音がパノラマで飛んでくる。
こうした様々なものに意識が向くことの面白さ。
これらはまさに「非日常的」な感覚。
遊園地に行かなくても、遠くまで行かなくても、自分の「日常」の生活圏にいながらにして、たっぷりと「非日常」を味わえるのは、オープンカーのみがもつ素晴らしい世界です。
ぜひ行楽シーズンに向けてオープンカーデビューはいかがですか?
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