E46型最終モデルの330ciカブリオレMスポーツが入庫しました。

E46型は3台目3シリーズとして1998年から販売され、このカブリオレは2000年からの登場となります。ボディはフロントバンパーからAピラーまではクーペベースとなり、フラットなトランクリッドや3層構造の電動ソフトトップを採用。それ以外のエンジンや足廻り類は330ciクーペと共通となります。ソフトトップに装着されたリアウィンドウは熱線付きのガラス製で視認性＆耐久性に優れています。ソフトトップの開閉は室内のボタンで簡単に行え、約25秒で開閉するので信号待ちの停車時でも開閉でき、急な天候変化の時でも安心してソフトトップを閉めることができます。カブリオレのトランク容量は幌を上げた状態で300Lが確保されていますので、4人乗車では十分なスペースですね。

安全面では前席のフロント/サイドエアバッグ、ABS/DSC（横滑り防止）を装備。万一の横転時にはAピラー/フロントウィンドウスクリーンと後席ヘッドレスト後に備わる「ロールオーバープロテクションシステム」が乗員保護。ISOFIX対応チャイルドシート固定具も標準装備されています。

室内におけるクーペとの最大の違いは、Bピラーの無いカブリオレの使い勝手を考慮しシートベルトが前席シート上部に取付けらている点です。後席2座面のシートは座面が深く他のクーペモデルと同様にヘッドクリアランスも確保されているので思った以上に広く感じることでしょう。

E46型は2002年のマイナーチェンジによりエクステリアのデザインを変更、カブリオレも通称「吊り目」と呼ばれるフェイスリフト化が施され精悍な顔つきになっています。カブリオレを含む後期型クーペモデルに至っては、このマイナーチェンジでテールレンズのコンビネーションランプがLED化され「イクラテール」の通称で呼ばれています。
そしてE4６後期クーペは世界初のLEDテールを装着されたのも有名です！
この最終モデルにはオプションの18インチ「M ダブル スポーク 135」のアルミホイールが追加装備されMスポーツの専用エアロと相まってより精悍なイメージをかもし出し、タイヤ溝もまだまだ残ってます！！
M54エンジン３ℓの排気音は一見、社外マフラーかと思ってしまうような図太い重低音で音量も心地よく決して煩くない純正マフラーです！

前オーナーは平成２５年５月６万Km時にウィンドウウォッシャーポンプ、A/Cベルト、タペットカバーガスケットを交換されています！
当店では29年８月にカウルトップパネルを新品交換致しました！

オープンカーで走ると、普段の「日常」の生活では意識しなかった世界を強く感じる事が出来ます。
冬の夜はキーンと張り詰めたような冷たい風を風に感じ、見上げれば何も遮るものなく広がる星空。
走りすぎる昼間の雑踏からは、前からも後ろからも様々な音がパノラマで飛んでくる。
こうした様々なものに意識が向くことの面白さ。
これらはまさに「非日常的」な感覚。
遠くまで行かなくても、遊園地に行かなくても、自分の「日常」の生活圏にいながらにして、たっぷりと「非日常」を味わえるのは、オープンカーのみがもつ素晴らしい世界です
市場流通量も少ない希少車の部類ですので、探そうとしても程度のいい個体は中々そうそう出てきません。

この機会に一生に一度かも知れないカブリオレデビューをしてみませんか？

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